CentOS6にPHP5.3をインストールする

さくらのVPS 2Gを契約し、サーバの初期設定をして、mysql5.5のインストール・初期設定、apacheの設定としてきました。wordpressCakePHPを使う予定の元、続いてPHPのインストール作業です。
PHPapacheのモジュールで動かす予定なので事前にapacheのインストール、それからmysql5.5をremiのリポジトリを使ってインストールしているので、そのリポジトリが今回のPHP5.3のインストールにも影響していると思うので、この作業を事前にしておきます。その辺りも前の記事に書いているので参考にしてください。
CentOS6にmysql5.5をインストールする、ついでに初期設定
さくらのVPS 2GのCentOS6でapacheの初期設定



僕の場合は事前にmysqlをremiのリポジトリを使用してインストールしてあるので必要ないですが、remiのリポジトリがインストールされていない場合は、このコマンド。しかし、CentOS6ではリポジトリを使わなくてもyumでPHP5.3.3がインストールされるような気もします。

# rpm -ivh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm

では、PHP5.3のインストール作業です。

yum --enablerepo=remi install php php-cli php-common php-gd php-mbstring php-mysql php-pdo

php-gdは画像処理、php-mbstringはマルチバイトの文字の扱い、php-mysqlphpmysqlの接続補助など、本当に必要かどうかわからないものまでインストールしていますが、phpに関係する開発のものはこのくらいあれば十分だと思います。
これでインストール作業は終わり。続いて確認してみたいと思います。新しくモジュールを追加していることになるので、1度apacheを再起動します。

# /etc/init.d/httpd restart
Stopping httpd:                                            [  OK  ]
Starting httpd:                                            [  OK  ]

正しく再起動できました。軽くでもphpが動いていることを確認したいので、ファイルを設置します。apacheのドキュメントルート、初期設定から変更していない場合は、/var/www/htmlのディレクトリにindex.phpというファイルを作成し、そこに下記のことプログラムを書き込みます。

# cd /var/www/html
# vi index.php
<?php
phpinfo();
?>

cdはディレクトリ移動のコマンド、viというのがファイル編集用のコマンド。

# rm index.php