負けてしまってから数日過ぎましたので、自分なりに感想を書きたいと思います。サッカーファンというわけでもない人間の個人的な感想なので、叩いたりしないでください。
まず、予選１戦目のコートジボワール戦は１対２で負け、次のギリシャ戦も引き分け。予選突破が厳しくて条件も複雑になっていました。２戦かったコロンビアは予選突破確定、２位は１勝しているコートジボワールながらもギリシャが勝てば得失点差で予選突破可能。ギリシャと日本はまず勝つことが第１条件でさらに得失点差という感じでした。
そんな攻撃的にいかないといけない状態で、システムは今までと同じ。メンバーはGK川島、DF長友、吉田、今野、内田、ボランチ青山、長谷部、中盤香川、本田、岡崎、１トップに大久保でした。大体は予想通り青山の起用だけが今まで違う形でした。これまで試合にでられなかった青山の爆発が期待される場面です。が、期待が大きいにしてもここで負けてしまうと戦犯扱いされかねないと思いました。守備的にいくわけではないので山口ではないとしても、遠藤って試合でれない状態だったのですかね？
試合も始まり５分、１０分。日本は超攻撃的にいっていましたが僕はこの段階で負けるなと思ってしまいました。得失点差もあるので大量得点しないといけないので最初から全開でいかなければいけないというのも分かるのですが、あまりに落ち着きがなさすぎると思いました。すでに負けているチームの最後のかけ的な戦い方に見えました。コロンビアはスタメンを７人も入れ替えて、主力を休ませる状態での２軍だったと思うのです。あまり試合にでていない選手も多く試合立ち上がりに畳みかけて主導権を握れればとかあったのかもしれないですが、１０分で先取点がとれない状態でキリにすべきだったと思います。攻撃的に行くとはいえ、もう少し余裕を持たないとまずい感じがしました。
その後、カウンターを受け今野がファールしてPKで先取点をとられました。これはまぁ少し仕方ない失点だったように見えましたが、やっぱりと思いました。その後、割と早い時点で岡崎のゴールで同点に追いつきました。ただその後もカウンターで危ない場面が何度か。ただ１度PKになっているので審判も日本に対する笛が甘くなったように思いました。青山はけっこういい働きをしていたように思います。あと大久保と岡崎が飛び出し得意でかぶっている、飛び出した位置もかぶっている。得点をとるにはその場所に飛び出すのが大事なのかなぁ。別の場所に飛び出せれば、敵ディフェンダーを引き付けられていろいろ有利になるはずなのに。
後半になって青山が山口に交代。スタミナの問題か。遠藤はやっぱりでれないのかな。途中柿谷がでたり、清武がでたりした。ただカウンターでさらに２点入れられた。カウンター時に全然ディフェンス戻れてない。戻れないというか走れない感じがした。
結局負けてしまいました。でも、よくよく考えれば決勝トーナメントいけなくて普通ですよね。FIFAのランキング的に上の相手ばかりです。その中で前に決勝トーナメントにいけたことがすごいのです。ランキング１位のスペインや強いはずのイタリアも決勝トーナメントにいけなかったし、上だから安泰というわけでもないです。ただ今回南米勢が強いことを考えると気候とかけっこう影響したのかなと思ったり。ただ少なくともワールドカップ前半の雨の中の試合ってのは影響あったかも。
ただ日本が負けちゃってから本田が口だけだって言われているのは違うかもと思います。本田は良い動きしていたと思います。日本には点取り屋的なエースがいないにしても、FW登録してたけど本田は多分MFでしょ？せめるのであれば１トップや本来のFWの大久保、岡崎、柿谷などがせめられるべき。でもどのポジションにしても選手にしても昔に比べるとずっとうまくなっているように思います。ただ世界もさらに実力をつけているわけで、世界の壁を越えるにはもう少し何かが必要なんだろうなと思います。
超個人的には、中村俊介をメンバーに選んでおけよと実は思ってました。昔はフィジカル弱い、怪我する、ディフェンスできない的なイメージがありましたが、少し前のJリーグの試合を見ているとベテランらしく、勝負所に守備は強かったと思いました。ただ会社の人にも意見されましたが俊介をいれると俊介のチームになると言われ、あぁそうかなと納得しました。あとはJリーグでの青山のプレイとか見たことないので分からないですが、中村憲吾入れたほうがいいと思ってました。
