大学生の頃によく見た恐怖夢の続きが見れた

何度か見ている恐怖夢だと思う。

古い洋館に両親と住んでいる。僕は20代前半。

僕の部屋は1階の奥の部屋で、木造の学校の理科室みたいな雰囲気がある。棚が多くて、カラーボックスが多くて、本や食玩みたいなおもちゃがたくさん飾られていて、それがカーテンで見えないようにされている。

夕方くらいにやくみつるが家に訪れて、それぞれの収集物について談笑している。それを持っていないのならあげるよなどの会話がなされていて、水木しげるの描く妖怪画モチーフのレゴの人型のものなどをもらった。

夜になると高校生の女の子が家に来て、僕の部屋に泊ることになった。9時ぐらいには寝ろと言われていて、女の子もそんなに早い時間には寝られないというので、前の彼女がおすすめしていたBBジョーカーズという漫画を渡しておいた。その本棚の裏には女の子には見せられないような本が置かれている。

10時近くになり僕も寝ることにした。女の子は本を読みながら寝落ちしたようだ。電気を消し布団に入った。目を閉じて大きく息を吐いたところ、女の子が覆いかぶさってきてキスをされた。なにごと?と思いながらジタバタしたが、女の子に完全に覆いかぶさられていてかなり激しくキスをされて動けない状態だった。どうしようと悩んだ部分があるが応じることにして、本番にはいりかけた。

その時にドアが開き明かりが差し込んだ。母親が「お前ら暗闇にしてわずか20秒で何してるんだ!」と怒っている。父親も怒り部屋に飛び込んできて、八つ当たりかとも思うが、僕のコレクションをすべて捨てると言い出した。本もおもちゃも、古い照明スタンドとかの家具も家の外にだされていく。そこから少し離れた場所にある焼却炉で燃やしてしまうつもりみたいだ。

そこで僕は「だめだ、その家具は何度燃やそうとして、その前にあいつが邪魔しに来る、危険だ」と止めようとした。

家具が1メートルくらいまで積まれたところで、焼却炉の方角から大男が歩いてくるが見えた。身長が2メートル50センチくらい。目と口の部分だけ穴を開けたズタ袋をかぶり、手には大きな斧を持っている。バイオハザードの敵キャラでこんなやつがいた気がする。

大男が近くまで斧をふりあげ家具を壊そうとした。かと思ったら、そこから急に横になぎ払い、父親と母親を真っ二つにしてしまった。その場にへたりこんでしまった女の子を続けて、縦に真っ二つにしようとしている。僕は近くにあったイスを投げつけ大男の気をそらした。無理矢理女の子を立たせ、引きずるように逃げようとしたがほとんど移動できなかった。続けての大男の一撃で女の子は僕のつかんだ女の子の腕を切断し、僕は手首と手をつないでいるだけになってしまった。女の子は手首から先がなくなり血がしたたっている腕を見て涙を流しているが声もなくして目を見開いている。そのまま、大男のもう一撃で切断というより押しつぶされてしまった。

僕も逃げようか迷ったのだけど、なんだか戦う気分になってしまった。このままでは家もコレクションも全て破壊されてしまうような気がしたからだった。なぎ払いをしゃがんでよけたが、もう片方の腕で砂利の地面のおしつけられてしまった。これは無理だよな、というか最初から無理だったよなと思った。

 

ここで目が覚める。この夢は何度か見たことがあったが、ここまで展開したのは初めてだった。大学生までに数度見たような夢で、家具をすてられ焼却炉行きになる部分で終わっていた。大男はでてこない。

ここまでしか見たことない夢だったのに、どこに恐怖夢と思うポイントがあったのか思い出せない。

目が覚めた時にかなしばりではないのだけど、四肢がおさえつけられていたかのように重く動けなかった。頭も痛くて、とても目覚めが悪かった。