臨床心理学入門

心理学はやっぱり興味がある。自分の心も人の心も知りたい。でも、学力のせいで心理学部はいけなかったので、やっぱり少しでも勉強しておきたいと買った本。
今までにも、小説などで心理学についてはかじってきたおかげでもあったかもしれないけど、分かりやすい本だった。そんなに学問的でもなく、専門用語も少なかった気がする。とにかく、クライアントの役に立つことを前提にしている感じ。だから、具体例はあるのだけど、そこまで重要な感じもしない。カウンセリングというものは、カウンセラーとクライアントの共同作業のことをいうという姿勢がつらぬかれている。
こういう本を読む人が、自分がカウンセリングを受けることも考えて、テストに使われる絵が載せられなかったところなどにも配慮が感じられた。
たばこをやめられない理由を口唇期での愛情不足という説もあるのはやりすぎかもね。ただ爪噛み癖は確かに指をしゃぶったりしたりなかった感じがすると思ってみっともないと思ったことはある。だから、やっぱり一理あるのかもしれない。