パソコンを疑う

パソコンを疑う (講談社現代新書)

パソコンを疑う (講談社現代新書)

パソコンに関わる仕事として読んでおこうと思った。どこかで完全にパソコンに頼るような形になってはいけないという戒めとして、読んだ部分もある。
とりあえずウィンドウズとマックOSについてのかなりの批判。それからプロのプログラマについての批判ばかり。自分で使うツールはプログラマにまかせずに自分で書けとのこと。パソコンはさまざまなことに使えるので、その方法や用途が千差万別なので、その人に合わせたようなプログラムは絶対に書けない。使う人間の考えが反映されていないソフトばかりだということ。
でも、プログラマにまかせずに自分で使いやすいようなプログラムを書けるように勉強するのと、出来合いのソフトを妥協して覚えて使えるようにするのと、どちらが簡単なのか考えるまでもないと思う。
OSについてはUNIXをすすめまくっていた。それでも、ドキュメントの書き方などが一般の人向けではないとまだ批判する。
BIOSなどの説明はちょっとばかり勉強になりました。OS起動する前の小さなプログラムなのね。どこのプログラムを実行するかが書かれているだけらしい。

この本はどうも、批判ばかり過ぎて、言葉遣いも含めて、読んでいて気分がよくないです。