The catcher in the rye

キャッチャー・イン・ザ・ライ

キャッチャー・イン・ザ・ライ

村上春樹ということで買いました。一応、海外の翻訳だと知っていて買いました。でも、「ライ麦畑でつかまえて」だとは後半まで気づきませんでした。
主人公ホールデン・コールフィールドは学校の体質が合わずに退学になる。そして、寮をでるまでにストラドレイターやらアックリーやらと言い争ったりする。家には水曜日に帰る予定なのだが、それまでの間に女を買ったりする。そこで気分が萎えてお金だけ払わされる。水曜日まで待てずに、妹に会いに行ってしまう。家に帰るのをやめて、他の街へ行こうとするが、妹がついてこようとしたので諦めた。

???何の話だ???でも、そんな話。
なんだか一人よがり的な小説。なんで、読書感想文に選ばれるような本なのか分からない。
げえげえ吐いてしまうとか、やたらに妹や家族を自慢するところなんかが特徴的。
読んでいて村上春樹っぽいと思っていたのですが、前にも他の人の訳書で多分読んだことがあるのでかぶっていたのかもしれない。というか、文体的に相性よさそうな気もする。