ゼロからはじめるIPアドレス&ルーティング

ゼロからはじめるIPアドレス&ルーティング 増補・新装版 (アスキームック)

ゼロからはじめるIPアドレス&ルーティング 増補・新装版 (アスキームック)

読書というより思いっきり勉強なんだよなぁ。暇だし読もうとか絶対に思わない本。大きさもA4と大きいからね。
同じようなことをいろんな著者が言葉を少し変えたりして何度もいっている感じ。アドレスで理解するTCP/IPの項が1番分かりやすかった。でも、それはそれまでに2回ぐらい同じような説明を読んでいたからかもしれない。難しいことも多いのでどこまで分かったのかもよく分からない。IPアドレスは2種類あり、とりあえずグローバルアドレスが管理団体からISPに配られ、さらに個人に与えられる。これがないとインターネットと接続できない。もう1つはプライベートアドレスで、各家庭や会社などで使うもの。これはそのネットワーク内でかぶらなけらば、どれだけかぶってもよい。プライベートアドレスでインターネットにつなぐ場合はルータを通し、NATやIPマスカレードという方法を使ってグローバルアドレスとの置き換えをする必要がある。1番基本で大事なのはこれだと思います。
他は、IPv4ではグローバルアドレスが枯渇してきているのでIPv6に移行してきている。プライベートアドレスには、そのネットワークの規模にあわせて3種類あるが、一般家庭や小さな会社ならCクラスの254個で足りる。MACアドレスという無線LANカードなどの固体番号のようなものもIPアドレスと一緒に利用される。NATはグローバルアドレスとプライベートアドレスを1対1で変換するが、これだとグローバルアドレスが足りなくなるので、IPマスカレードが使われる。IPマスカレードはプライベートアドレスをグローバルアドレスとポート番号に変換する。これで1つのグローバルアドレスでいくつものサーバにつないだりでき、しかもどのホストが要請しているかも識別できる。レイヤ3スイッチとかルータみたいなもので。静的がスタティックで手動のこと、動的がダイナミックで自動でやってくれること。DHCPサーバというのが、自動でIPアドレスを重複しないように割り振ってくれる。通信は宛先IPアドレスを指定するのだが、人間には覚えにくいので、分かりやすい単語になるようなアドレスを指定して、それをIPアドレスに変換してくれるのが、DNSサーバの役割。
とこんな感じ。もっといろいろあったのだろうけど、同じような説明が多いのでそこばかり覚えてしまった。ゼロからはじめるといっている割に難しいが、無理して一通り読むとけっこう分かるものです。