分散データベースにおける8つの透過性

ロケーション透過…利用者が表やビューなどの位置や移動先を意識しないで扱えること。
フラグメンテーション透過…1つの表を行や列で分割し各サイトに保持していても、利用者がこれを意識しないで1つの表として扱えること。
レプリケーション透過…検索時や更新時に、利用者がデータが重複していることを意識しないで扱えること。
トランザクション透過…グローバルトランザクションがローカルなトランザクションとまったく同様に動作すること。
障害透過…各サイトで発生した障害を意識しないで、利用者がデータベースを利用できること。
コンカレンシ透過…グローバルトランザクションが並行実行されても直列可能であること。
性能透過…分散問合せ処理を依頼したサイトによってパフォーマンスが変わらないこと。
DBMS透過…問合せ言語やデータモデル(データ構造)の違いを利用者が意識しないで済むこと