相も変わらず、下記のようなメッセージが、logwatchというツールにより送られてくる。
1 messages exceeded queue or message file size limit and removed
前回調べたことで、いろいろ解決したと思っていた。
http://d.hatena.ne.jp/Loups-garous/20100305/1267796715
しかし、それにしてもlogwatchによる上記メッセージが送信されてくる回数は、どんどん増えている。メールサーバを利用するユーザーが増えているので、別におかしくはないのだけど、こうも度々ファイル制限にひっかかるメールが多いのならば、メール１通のファイルサイズの制限値を大きくしないといけないと感じた。
それを頭に置きながら、他のエラーなどのチェックのためにメールを見ていると、ファイル制限が他でひっかかっているログを発見した。
Mar 31 08:24:01 mail1 postfix/smtp[1177]: 省略 status=bounced (message size 7186455 exceeds size limit 3145728 of server lsean.ezweb.ne.jp[222.15.69.195])
ezwebのサーバー、つまりAU側のメールサーバのファイル制限でひっかかっている。AU側での制限は、3145728だから約3MB、それにたいしてこちらのメールサーバから送ろうとしたメールが7186455、約7MBだった。それは送信できない。
ログはかなり省略してあるのだけど、ユーザが携帯電話に転送する設定にしてあったので、メールを転送しようとしていた。こちら側にある通常のメールボックスにはPC用のメールとして配送されたけど、同じものを携帯電話にも配送しようとすると確かに厳しいはずだ。スパムメールもけっこう送信されてくるようになったので、それも転送しようとしているとなると、時々携帯電話のメールサーバでメールファイル制限にひっかかってもおかしくないかもしれない。
通常のメールならメールサイズもそこまで大きくならないはずだ。メールサイズが大きい時点でスパムの疑いがけっこうあるので、対策なんかはいらないと思う。添付ファイルがあればメールサイズが大きくなっても仕方ないけれど、それに対してはAU側でも添付ファイルは種類によるけれど最大2MBまでなど、ファイルの種類によって設定・制限してくれている。
というわけで、logwatchでファイル制限にひっかかっているとしても、そこまで怯える必要がないことを覚えた。
