CentOSのビープ音を消す

今まで10台くらいサーバを構築してきた。インストールしたOSはLinuxで、DebianCentOSもあった。
今回のサーバは何が違ったのか、いろんなタイミングでビープ音が鳴る。どういうタイミングかちゃんと分からないんだけど、起動時とか。起動時はまだいいのだけど、タイプミスで鳴る。矢印キーでそれ以上カーソルが動けない時とか、バックスペースでこれ以上消せないときとか、TABキーでパスの候補を簡単に入力するのができない時とか、エスケープキーを押した時とか。
職場ではなく、1人で作業をしている時ならば、誰にも迷惑はかからないし、自分がうるさいだけど我慢すればいい。しかし、職場には他の人もいるし、ビープ音がなるってことは一種のエラーなので他の人をびっくりさせるし、タイプミスだとしても何度も鳴らしていると「またタイプミスしてる」と思われて恥ずかしい。


BIOSから消すものだとなんとなく思って後回しにしていたのだけど、ちょうどネットでビープ音を消すことがかかれていたので実行する。
今回はCentOS5.5。なんの設定ファイルかちゃんと分かっていないけど、/etc/inputrcを編集する。

# vi /etc/inputrc

そのファイル内の2行目にあった設定のコメントアウトをはずす。

set bell-style none

それから、今いるターミナルから1度ログアウトして、再度ログインすると、鳴らなくなっている。


すごく簡単なことだった。
後から考えてビープ音の制御がCentOSの設定ファイルにあるということは、OSの問題か。いわれてみれば、CentOSのインストール後の初期起動時に今までは検出されなかったサウンドカードが検出されたことが違いだったか。今まではサーバ用途として買っていたけれど、今回のサーバは社内のバックアップ用なので客先でwindowsXPを入れて使っていた引き上げ品のPCだったからみたいだ。そのサウンドカード検出画面でテストサウンドを鳴らそうとしたが、鳴らなかったりもしたので関係ないと思っていた。
消してしまったけれど、本当の重大なエラーの時も鳴らないと思うと、良かったのかなーと思う部分もある。