LYNX 3D SH-03Cにitunesから音楽を入れる

近いうちに書くつもりだったのですが、前日itunesから音楽を入れるやり方を教えて欲しいというコメントをもらったので、予定よりも早く書くことにしました。やっぱりスマートフォンって便利ではあるのだけど、難しい部分もたくさんあるのだと感じました。特にPCを全然使っていなかった人がスマートフォンを持っても、なかなか使えないんだろうなぁと思います。


そんな感じで、本題のLYNX 3D SH-03Cにitunesから音楽を入れる方法です。僕のやった方法なので、もっと簡単な方法とかあるのかもしれませんが、1つの参考程度にしてください。
僕の場合は、windows7でデフォルトのメディアプレイヤーはwindows media playerだったので、itunes10をダウンロードするところからでした。これは、LYNXとは直接関係ない部分なので、他のサイトを参考にしてダウンロード、インストールしてください。
さらに前提として、自分の持っているCDをLYNXに入れることが目的でした。自分で買ったCDなので、個人の使う範囲内ではコピーもOKです。itunesstoreで買った音楽はLYNXに入れることは、著作権の問題でできません。それでもそういう問題をかいくぐって音楽を入れたい人は、他のサイトの記事を探したらいいと思います。


まずitunesにダウンロードする段階で、著作権の問題にあたらないために、CDのインポートの設定を変更します。いくつか方法があると思うのですが、僕の場合はCDをPCに入れてitunesが起動してから、左のメニューから[デバイス]を見ると今いれたCDが入っていると思うので、それをクリック。右側にトラックというか曲が表示されます。右下の[インポート設定]をクリックして変更します。
インポート設定のデフォルトはAACエンコーダになっていると思いますが、これが著作権保護モードみたいなやつです。これをMP3エンコードに変更します。この形式ならLYNXでも読み込めて、かつ多分LYNX側のどのアプリでも聴けて1番使い勝手がいいと思います。設定は、高音質(192kbps)にします。この辺は好みかもしれませんが、たまたま僕が参考にしたサイトでは、音質とファイルの容量的にwindow media playerでも192kbpsが推奨されていたので、これを選択しました。
そして、インポートする曲のチェックを確認してから、右下メニューの[CDのインポート]をします。
これでitunesに音楽を取り込め、準備ができました。


次に、LYNX 3D SH-03CとPCを接続します。買ったときの付属品のminiUSBとUSBの変換ケーブルで接続します。接続すると、ティロリロリンみたいな音がしてLYNXの画面上部に、カードリーダーモードでUSB接続できたメッセージが表示されます。画面上部をタップする(気分的にはUSBアイコンをタップ)とメニューが開きます。ここで、[USB接続]パソコンとの間でファイルをコピーしますというメニューをタップします。USB経由でコンピュータに接続しました云々というメッセージが出るので、[マウント]をタップします。これでLYNXでの作業は終わりです。
次にPC側の画面に、自動再生とかリムーバブルディスクのウィンドウが開いていると思います。この中から[フォルダを開いてファイルを表示]を選択してください。LYNXにささっているmicroSDの中身が見えます。自動再生とかのウィンドウが開かなかった場合は、画面左下の[windowsマーク(スタートメニュー)]→[コンピューター]→右側のリムーバブル記憶域のあるデバイスから該当の[リムーバブルディスク]を開きます。microSDの容量とか見たことないリムーバブルディスクがあれば多分それを開けばいいです。


これからLYNXに音楽をコピーするわけですが、LYNXの音楽ファイルについて少し説明します。LYNX 3D SH-03Cにデフォルトで入っている音楽プレイヤーはmillmo for SHというシャープ製のものです。このプレイヤーのヘルプを見ると分かるのですが、再生できる音楽ファイルはmp3とwmaです。wmaはwindow media playerのものです。mp3エンコードitunesにCDをインポートしたので、今回は問題ないと思います。
LYNXでは、mp3ファイルがどこにあっても探してくれて読み取って認識してくれるようです。なので、mp3ファイルをどこにコピーしても問題ないのですが、今後管理しやすくするために、rootフォルダ(開いてすぐの場所)にmusicというフォルダを作成しましょう。


いよいよ音楽ファイルのコピーです。
itunesでインポートしたCDのデータを見るために、[windowsマーク(スタートメニュー)]→[コンピューター]→左メニューのライブラリの中の[ミュージック]を選択します。右側にいくつかフォルダがあると思います。僕の場合はwindow media playerで取り込んだCDのアーティスト名のフォルダがいくつかありました。
windows media playerから取り込んだmp3ファイルをコピーしてもいいのですが、僕は文字化けやその他いろいろな問題がでてうまくいかなかったので、ここでは無視します。この中から[iTunes]→[iTunes Media]→[Music]とフォルダをたどっていくと、itunesでインポートしたCDのアーティスト名のフォルダがあると思います。このアーティスト名のフォルダを中を見ると、アルバム名のフォルダがあり、さらにその中を見ると、曲名.mp3という音楽ファイルがあると思います。
この音楽ファイルをコピーすれば終わりなのですが、そこだけコピーすると今後の管理が大変になります。LYNXではいくらフォルダがあっても問題がないので、コピーしたい音楽ファイルのアーティスト名フォルダを、さっきのリムーバブルディスクにつくったmusicフォルダにドラッグ&ドロップしましょう。
場合によっては、[iTuens Media]フォルダの[Music]フォルダをドラッグ&ドロップしてもいいと思います。iTuensでプレイリストを作成したりしていると、そのフォルダができているかもしれないので、それをドラッグ&ドロップするのもいいと思います。僕はプレイリストを作っていないので確認していませんけど。
今後、iTunesでまたCDをインポートしたら、該当のアルバムフォルダをリムーバブルディスクの該当のアーティスト名のフォルダにドラッグ&ドロップでコピーしていけばいいと思います。アーティスト名フォルダをコピーしても、Musicフォルダをコピーしても上書きすれば同期できるので、そうしてもいいと思います。


さて、ドラッグ&ドロップでコピーし終わったら、LYNX側で聴けるかどうか確認します。
まずは、LYNXで上のUSBアイコンをタップしてメニューを開きます。接続ケーブルをいきなり抜いてもいけるのですが、故障率が高くなるかもしれないので、ここは安全にマウントを解除してからにします。[USBストレージをOFFにする]をタップします。USBストレージをOFFにする云々というメッセージが表示されるので、[OFF]をタップします。
ティロリロリンという例の音が鳴り、画面上部にmicroSDを準備中というメッセージが表示されます。メッセージが消えればmicroSDが認識されたので、接続ケーブルはもうはずしてもいいです。


ようやく最後の音楽を聴く段階です。
millmo Media Player for SHで確認します。アーティスト名が並んでいると思います。アーティスト選んで、アルバム選んで、曲選んで、聴いてみてください。きっと聴けるでしょう。


余談ですが、自分でちゃんとできるとちょっと感動します。僕なんかはwindow media playerを使ったり、microSDを10回以上もフォーマットしたり、いろいろ試したので、ちゃんとできてうれしかったです。
画像を載せてあげればもっと分かりやすくなると思うのですが、言葉だけでできるだけ詳しく説明してみました。誰かの役に立てば幸いです。