逃げ出したヘビと運動場のオーラ

25歳くらい。
会社の同僚と小学校の横の坂にいる。車をとめて同僚の飼っている逃げ出してしまったヘビを探している。他にももう1匹ヘビとトカゲがいて、それは車のまどに張り付いて舌をチロチロしてご機嫌な状態。逃げ出してしまったヘビの色や長さなどの特徴がよく分からなくて探すに探せない。黒いヘビがいたと言っても違うと言われるし、細くて短いヘビがいたと言ってもそれでもないと言われる。同僚も探す気力をなくしへたりこんでしまった。
辺りを見回すとぼんやりと色のついた霧のようなものが見えた。同僚にそれを言ってもそれどころではないらしいし、そもそも色のついた霧が見えていないようだ。小学校の運動場を見ると今は駐車場代わりにたくさんの車が止まっているのだけど、全体的に虹色の霧に覆われている。さらに目を横にやるとテニスコードではそこに結界ができているかのようにもっと色の強い虹色の霧がでている。同僚に「なんか運動場やテニスコートからすごいオーラがでてて、やばいと思うんだけど」と話しかけたときには、同僚はもうぐったりして気を失っていた。
運動場にも何人か倒れている人がいて、でも何人かを動き回っているので、そこへ行くことにした。
運動場には管理人がいて、その管理人は同僚と共通のトカゲ好きの友人だった。同僚を一緒に抱え上げてくれて建物に運び寝かせてくれた。