多分中学生だと思う。学ラン着てたし。
昔通っていた小学校の近くの団地の坂に１つの机が置かれている。それが何かの受付のようで、スーツの女の人が受付として整理券を配っている。１人だけ並んでいた。何かのイベントなのだと思い、とりあえず列に並び整理券をもらった。どうやら中澤裕子のコンサートらしい。個人的にはけっこうすきなのだけど、こんな町じゃ全然人が入らないようなぁと後ろを振り返ると、坂の頂上まで人の列ができていた。世の中っびっくりだ。
その後コンサート会場らしい体育館に入った。列の１番前の真ん中を陣取った。しばらく座って舞台を見ていると、突然舞台が奥へ離れていった。そこにパイプ椅子がどんどん出現して、僕よりも整理券が後ろの人がどんどん座って行く。それはズルじゃないかと思って舞台に近づいていく。そして、舞台にまであがってしまった。
舞台にはグランドピアノが４台と、ギターとベースのアンプ、キーボードがあった。ドラムだけないのが変だなと思った。大学の友達がグランドピアノで何か書いているので覗いてみると、「今日の公演はX JAPANに変更になりました。整理券の順に新しく席を決めますので安心してください」と書いてあった。
安心してもといた席に戻った。周りにも人はたくさんいてそれぞれが話をしている。時々座っていた人間が立ち上がり前の方に歩いて行く。ある程度人が前に行った段階で突然静かになった。僕の名前や他の誰かの名前が呼ばれている。目の前が開けてくると係の人が名簿を見ながら名前を呼び、席を決めているようだった。僕はすでに呼ばれているはずだから確認をするために前の方に歩いていった。
ここで現実の電話が鳴って起きることになった。ただ起きる前に夢の中ですでに電話の音が聞こえていて、このまま眠り続けて夢を見ていらられれば、X JAPANのコンサートが見れるはずのなのにすごく残念だと意識した。
