からくり侍セッシャー1 第1話

静岡県というか静岡市のご当地ヒーローのドラマです。本放送の時には終わりの方の数回しか見れなかったけど、再放送があったので第1話から見ました。理由はハマインこと浜名湖自動車学校のCMの2人がでていたから。あんまりメジャーな人じゃないけどもなんとなく親近感が湧く。しかし、静岡市のご当地ヒーローであるのになぜ浜名湖自動車学校の人を使ったのか?静岡市でも自動車学校はあるだろうし、それなりの人をCMなどにも起用していると思うのだけどなぁ。ちょっとDVDボックスを買うかどうか迷っています。


オープニングテーマはセッシャー1が道を歩いているだけなんだけど、素人であるパン屋の店主がフランスパンを持って切りかかってくるところをセッシャー1が撃退する。切り捨てるけどパン屋の店主死ななくてもう1度切りかかってきて、セッシャー1に切り捨てられるというよくわからないもの。もちろん歌も意味分からない。
江戸が静岡にあったという説を学会で発表しバカにされてしまった穴久教授は、見返すために芸能界入りを目指している娘の穴久美和子(桐島里菜)、昔水球をやっていた教授の弟子の津和勇樹(岸田タツヤ)と静岡市に引っ越してきた。教授は江戸のにおいがするとか、道行くおじさんを江戸っ子と呼んだりしている。荷物整理をしている津和と履歴書を書く美和子。津田は美和子に一目惚れしていた。
部屋にこもったままだった教授がでてくると、からくり侍セッシャー1を作っていた。からくり侍セッシャー1は、和時計の開祖といわれる津田助左衛門が徳川家康の時計を修理した際に、家康を守るためにつくった江戸時代の戦闘マシーンである。穴久教授が偶然設計図を発見し、現代に蘇らせた。津田はセッシャー1が喋ったことにおどろいたが、教授と美和子はからくりだからしゃべるのは当然だという。教授を刺そうとした蚊を刀で退治したセッシャー1であったが、そのすごさに驚く津田に対して教授は蚊を見たことないの?とずれたことをいい、美和子は蚊が部屋に入る前に退治してほしいと怒り、散々だった。教授を守るというセッシャー1の役割に対して、津田は教授に敵は誰ですか?と聞き、全員辺りを見回す。
清見そばというそば屋に謎の宇宙人が襲撃し、光線銃をあびせるとそば屋の店主の頭には赤い突起がついてしまった。
敵を探していた教授たちであったが発見できなかった。働かざるもの食うべからずということで、セッシャー1は唐繰男(弓削智久)という人間の姿になって居酒屋でバイトをすることになった。バイト面接でついつい武士であったことなどの口もすべらしそうになった。清見そばからは麺でつながったカップルがでてきて、うらやましがる美和子。教授は江戸といえばそばだと言いながら、清見そばはラーメンがうまいんだと店に入ろうとする。津田は携帯を落としてしまったみたいなので教授に携帯を借りて自分の携帯にかけてみると、面接中の唐繰男から津田の声がでた。津田の携帯電話はなんとセッシャー1のエネルギー源として使われていた。しかも、その携帯電話は依然として携帯電話として使うことができる。唐繰男をやとうことが決まると、先輩の須村修を紹介された。
清見そばに3人が入り、新商品の縁結びのラーメンであるラー縁を頼んだ。さっき出ていたカップルもそば屋の女房とお客さんがつながってしまったかららしい。店主は赤い突起があり、語尾に「な」とつけるようになっていた。美和子は金子のぶあきとつながることを夢見て食べる。津田の麺が教授とつながった。津田は嫌だったのでおかわりを注文した。
居酒屋でバイトする唐繰男はオーダーを織田と聞き間違えたり、客の注文が「僕おでん定食、私はうみぼうずどんぶり」というのを聞いて名前を名乗られと思い「拙者は唐繰男である」などとんちんかんなことをしている。
津田の2杯目のラー縁は美和子とつながったと思いきや、教授とつながっていた。なんでこんなのと結婚しなきゃいけないんだと津田は怒るが、教授はえーと残念そうにしていた。そこに「何が不満だな」と目が両側にはみだしていてミニスカートをはいていて体の青いスプラッシュ星人が現れた。かぶりものだと思い津田は脱がそうとするが本物だと驚き、女に対して脱げとはなんだと怒る教授と、オカマの宇宙人なんでしょという美和子。スプラッシュ星の男はみんなミニスカートだと変なポーズで怒り、ポーズもおかまだと美和子に突っ込まれる。スプラッシュ星人はこの星を侵略に来たと説明を始めるが、途中で敵だとか侵略ということはとか、じゃぁセッシャー1とかいう教授と美和子に話を最後まで聞いてもらえない。話を聞けとスプラッシュ星人が怒ると、話している最中なのにと逆に教授に怒られた。
居酒屋では唐繰男のオーダーミスが発覚して、唐繰男は店から逃げ出した。居酒屋うみぼうずにセッシャー1を迎えに来た3人だったけどいなくなった後だったので、津田にセッシャー1を探してくるようにいい、教授と美和子はうみぼうずで待つことになった。唐繰男は海辺で扇子を持ち舞の練習をしていた。捜索中の津田は自分の携帯電話にかければいいことに気づきかけてみたが、唐繰男から声が聞こえても海辺で薪を拾っていた人にはおかしな人だと無視された。うみぼうずで待っていた教授と美和子の口からはらーめんがでていてそれにひっぱられてしまう。津田が次に電話をかけると外国人がいて唐繰男に伝言を頼んだが、外人なのでなかなか話がわかっていないのでなんとか説明したら唐繰男はようやく話がわかりセッシャー1に変身して清見そばに行く。らーめんでひっぱられた2人も清見そばにひっぱられていた。
なぜか津田も加わり清見そばには、3人が麺でしばられている状態になっていた。さっきの話の続きを最後までしようとスプラッシュ星人が話し始めても、教授と美和子はまだ途中でさえぎっていた。部下のそば屋の店主に必殺技手打ちめーんをつかわせたが、なぜか話をちゃんと聞いていた津田が攻撃をくらっていた。また話をさえぎる教授に手打ちバリ硬めーんをくらわそうとすると扇子が飛んできて、セッシャー1が登場した。そば屋の店主は手打ちバリ硬めーんで攻撃してくるが、隙をみて頭の赤い突起を切り捨てると店主は元に戻った。スプラッシュ星人は逃げてしまっていた。実は清見そばの麺は自家製麺だけど、手打ちではなかった。今後はスプラッシュ星人を倒すことに協力するという。
スプラッシュ星人の言いたかったことは「調べると、地球では少子化が進んでいるのがわかった。このままでは侵略後の奴隷が足りなくなってしまうので、ラー縁でたくさん結婚させて、子供を増やすことにした。」ということだった。これがわざわざ別画面で表示された。


ここで話は終わりのようで、からくり体操を覚えようというミニコーナーになった。静岡駅南銀座商店街のみなさんがセッシャー1と一緒に踊ってくれる。
エンディングテーマはすぷらっしゅ星人が海辺で歩いているだけ。すぷらっしゅ星人のテーマ。


えーと、かなりのギャグよりでした。商店街の素人にでてもらうという企画でもあるので、セリフ棒読みの部分もある。けれど、おもしろかった。なぜか静岡県民でこういうコメディっぽいドラマとかCMとか好きなんだよなぁ。