からくり侍セッシャー1 第4話

玄関にてわずか1月の間に3回も敵が襲撃をしてきたのでバイトをやめて教授を守ることに専念したいと唐繰男は言うが、くつひもがうまく結べない教授にうるさいと八つ当たりされてします。リビングでは、美和子が右手前回し、左手後ろ回しを同時にやる練習をしていて、津和がでかける挨拶をするが父親の教授同様うるさいと一蹴する。そして教授と津和は出掛けていった。繰男もバイト先の海ぼうずにいくがまた失敗をしていた。
穴久家の前にリムジンが止まった。後部座席からは帽子、サングラス、マスクといういかにも変装している女子高生がおりてきた。まだ練習中の美和子のいるリビングに勝手に女子高生はあがってきて「勝手に人の家で何やってるのよ?」と怒る。女子高生は電話をかけるが話し中。津和が美和子に電話をかけるが繰男がバイト先でしゃべりだすことになる。ちょうどバイト先の客に美和子という子がいて、お変わりないですか?おかわりはまだいりませんとずれたようなかみ合っているような変な感じになる。須村がお客に謝る。須村には1ヶ月もたつがこのままでは役立たずだと怒られるが、すぐにがんばっていると褒めてくれる。繰男は思わず泣いてしまうが、涙の存在を知らずにこれは何かと聞き出す始末。須村は繰男と須村でシュークリームという駄洒落コンビはどうかと提案し、結成記念に飲みに行こうと誘うが軽く断られてしまう。
さっきの女子高生は津和の妹だと判明した。お茶をだす振りをした美和子だったが、自分で飲み干す。津和が歴史の先生に弟子入りは家族の誰も信じていなかったと言い出した。変装が気になっているでしょ?と変装をはずしてアイドルの藤江れいなだと明かすが、美和子はまた練習に戻ってしまう。歌もばかにされたが美和子は自分がスーパーアイドルで夜店市で歌うと説明する。再度アイドルの藤江れいなだと言うが、美和子はないないと全然信じない。信じないどころか馬鹿にし始める。藤江れいなは外に出て行ってしまう。
須村と繰男はバイトが終わった。繰男が誘いを断ったことを謝るが須村はやさしく許してくれる。でも、少し残念だったという。須村は帰り道にお食事処の店主を洗脳した。
その頃美和子は、私はすべて完璧よーと歌にあわせて右手前回しと左手後ろ回しを同時にやるのが未だにできずにいて、へこんで部屋に隅に三角座りして落ち込んでしまう。
お食事処さいとうでは、スプラッシュ星人となった須村が洗脳した店主に愚痴っていた。銃でどんどん洗脳するやり方はいけないとか、私にはポリシーがあるなど。ちなみにさいとうの主人は1話と2話のエンディング前のセッシャー1体操で動きの練習をしてできなかった楽しいおじさん。
美和子が家をでるとまた例のリムジンがやってきた。また変装した藤江れいなが今度はポスターを持ってやってきて、家のチャイムを押している。その隙に美和子はリムジンに乗り込んで出発させた。美和子の命令でも出発してしまう運転手はいけないと思う。
すっかりべろべろになったスプラッシュ星人はまだ怒りながら千鳥足で帰っていく。なーと怒る姿は寂しい。
リムジンに乗った美和子はアイドルみたいだと喜んでいる。
帰り道に神社に来たスプラッシュ星人は社務所に電気がついていることに気づく。中をのぞくと夜店市の打ち合わせて10人くらいの人間がいた。夜店市でスプラッシュすれば侵略が一気にすすむといい、打ち合わせの人間をみんな洗脳してしまった。
リムジンは神社の前に止まり、社務所に美和子が来た。洗脳された市の代表者がでてきた。美和子はどうしてもできない振付があるので市を延期して欲しいと頼みに来たが断られる。食い下がる美和子だったが、そこにスプラッシュ星人がでてくる。あんたのせいで延期できないんだと美和子は社務所を飛び出す。
繰男が家に帰ってくると変装した藤江れいながまだチャイムを鳴らしながらうろうろしていた。拙者はこの家の者だと自己紹介をするが、あんたも穴久(あなきゅう)?と聞き返す。あなきゅうと聞き繰男は寿司屋か?と聞き返す。藤江れいなはポスターをとりにいっていたと説明し、変装を解く。ポスターと自分の顔を並べて見せる。そしてすぐに変装をまたする。ポスターのせいでおたずねものか?と繰男はいうが、れいなもたずねてきたのと少しかみあっていない。そこに美和子がリムジンで来て、乗れカウボーイと教授と同じ乗せ方をする。
リムジンの中では敵がでたと美和子が説明する。主の教授のためにしか戦わないと言い張る繰男。寿司を頼んだか、ネギトロが食べたいと繰男はいう。シュークリームを代わりに美和子はくれた。神社についたがまだ変身してくれない繰男に、美和子は運転手の携帯を借りて無理矢理変身のセリフを言わせて変身させた。それでも殿の命令以外は聞かないというが、殿である教授の娘の私は姫よ、姫の命令でもきけないかとひっぱりだした。
社務所ではスプラッシュ星人が洗脳された人間にてぬぐいをかぶれば洗脳がばれないと説明している。そして、セッシャー1登場。さすがにセッシャー1も10人の囲まれると厳しかった。だんだん囲いをせばめてくる人間に部屋の隅に逃げた。追い込まれたふりをしたが、部屋の角に逃げることで敵を全員目の前にすることで守備範囲を狭くし、さらに敵が同時にせめてこれないようにした頭脳作戦だった。1人ずつ戦うのは危険だから退散だとスプラッシュ星人と洗脳された人間は逃げ出した。しかし、逃したら延期できないと美和子が怒った。
戦いが終わりリムジンが家まで送ってくれるというが、海ぼうずでやけ食いすると美和子は断る。空を見上げる繰男と部屋で天井を見つめる須村。教授と津和は打ち上げでセッシャー1のテーマを歌っていた。教授は音痴だ。駅南銀座商店街夜店市を目前に控えた7月30日の夜であった。運転手は藤江れいなを置いてきたことにようやく気づく。まだ穴久家の前にいる藤江れいなにやくざのおじさんが藤江れいなだとようやくきづいてくれた。