オカヤドカリ100日目 3匹も掘り出してしまった

こたつをだしたのでその布団などのおかげで部屋の温度が少しはあがるのではないかと思っている。こたつを出すために大掃除をしたけれど、大掃除前に水槽の掃除、せめて断熱材を切ったりなどの準備をしておいた方がよかったのじゃないかと後悔している。
水槽の大掃除は無理だったにしろ、ここ2,3日地上のオカヤドカリがシェルターなどに隠れたりせず、見える位置で貝殻にはさみで蓋をしてじっとしている。水槽の温度が21度と低めで動きがにぶっているのかもしれない。温度計のセンサーの位置との関係で地上部分はもう少し低いとしたらぎりぎりだ。温度が下がってきて湿度も70%を切り、今までよりは少し低い。
2,3日あまり世話ができなかったので、とりあえず水飲み場と海水飲む場と餌入れを洗った。水入れをどかしたところ、そこに3匹もオカヤドカリがいた。1匹は1番大きな殻で3日前からもぐっていたやつ。あと2匹は1週間以上潜っていたと思われる。ここで1度も引っ越しをしていないオカヤドカリがもう1匹にかなり絡まれていた。脱皮しておいしい匂いでも放っていたのか。というかこの水飲み場の下で脱皮してたのだろうか。ここはちょうど砂の厚さがなくて1匹分がなんとか隠れるくらいだった。ただとても湿っている。かなり湿っているので他の場所をとくらべてみると、地上はどこも全く水分がないくらい、試しに指を10センチ近く突っ込んでみてもあまり湿り気が感じられなかった。基本的に乾きすぎのような気がした。湿度が70%を越えているので、砂の湿り気も安心していたけどそれとこれとは別問題のようだった。
そこでスポイトで全体的に底までしみるように水を入れた。その後、けっこう霧吹きをした。一時的に湿度が85%までいったが、水槽の蓋を網だけにして湿気自体は逃がすようにした。元々地上にいた2匹はやっぱり湿気が好きではないようで、流木の上など少しでも湿気が低いところに登って逃げていたように思う。地上にだしてしまった3匹も特に問題はなさそうだった。ただ1匹がもう1匹の貝殻にかなりとりついているので、匂いのせいかと心配になる。引きはがすと逃げている方は珍しく海水に浸かったりしていた。それぞれ餌を食べたり、適当に登ったりしてから、また潜って行った。大きな貝殻のやつはそのまま地上にいる。