京都の引っ越し先を考える夢

21歳くらい。

京都府内だけど京都市内じゃない田舎で1人暮らしをしている。なんか思い立って京都市内に引っ越しをしようと考えた。中学からの仲良しグループみたいなコミュニティがあって、そこのつてで引っ越しをしようと思う。何人か引っ越しをしたい人たちが部屋を受け渡したりを考えていた。部屋を受け渡すと大家さんをかませないので、敷金とかがかからないからお得だったり、まぁ次の知り合いに渡すので家具をそのままおいていけたりとメリットがあるらしい。

僕は中学時代のクラスメートのK・F(バスケ部)の女の子の部屋を見に行った。マンションで共有部分があり、1階全部がゲームセンターになっていて、UFOキャッチャーやビデオゲームを無料でやることができた。UFOキャッチャーを無料でできるって時間かけたら絶対とれるってことなんだけど、予算的なものはどうなってるんだろうと不思議に思った。

KFの部屋は3階にあった。昔と同じくボーイッシュな感じであって、部屋の中も女の子らいいものは何もなかった。用事があるといってKFは部屋をでていって、部屋の中は自由に見ていいように言われた。物は少ないのだけど、曲がっておいたりされていて、散らかっているイメージだった。壁とか天井とかのつくりをちゃんとみて、家具の置き場所とかも確認して、すぐに見る部分はなくなってしまった。なんとなく興味本位で本棚の本の並びとか、タンスの中まで見てみた。意外にもデニムのミニスカートがあったりした。何の気まぐれか履いてしまって、その上というか下から今までのズボンをはいた。しばらくするとKFが帰ってきて、どうしようかと思ったんだけど、気づいていないのか何も言わない。

とりあえず僕はこの部屋が気に入ったことと、ゲームセンターが良い感じなことを告げ、引っ越しをする方向で話をすすめた。家具をどうするかや引っ越しの時期を打ち合わせをした。KFも本当はこの部屋を気に入ってるんだけど、何か事情があるらしい。

それから2人でマンションを出て、別れた。KFはタクシーの運転席に乗り込んだので、タクシーの運転手の仕事なんだなと思った。

その後は同じコミュニティ内でちょうど今日引っ越してきた人の部屋にいくことにした。高校生の時の隣のクラスの名前も知らない人だった。そこは部屋というか1回でガレージみたいな感じだった。トイレとかお風呂とかも何もない。自分で作る気らしい。何か夢があって京都にきたということで、それに関する絵や資料が段ボールから顔をだしている。この人ほんとうに大丈夫かなと思った。