- 作者: 高畑勲
- 出版社/メーカー: スタジオジブリ
- 発売日: 1994/07/01
- メディア: 単行本
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まぁこの理由は妖怪好きということと
がんばってもどうにもならない狸の無常さが
とても泣けるからからかなぁ
この本はシナリオと狸通信というものから成っています
狸通信はまぁ後書きですね
狸通信はおもしろかった
なぜ狸が題材なのか?とか
タイトルが仰仰しいのはなぜか?とか
それらを説明してくれています
僕には映画で8割ぐらい伝わっていました
高度経済成長により田舎から都会にでてくる心境も
狸であらわされても 僕らには時代からして
わかることはできなかったなぁ
狸=人間であるみたいです
「何事にも鷹揚で、いい加減で、間抜けで、
しかし大真面目で、けなげで、ひたむきな、
食うことも愛し合うことも好きで、
子煩悩で、お人好しで、仲間思いで、
生きることが大好きなのに
あっけなく命を落とす、哀れな姿」
これが狸で人間的であるらしいです
僕はやはり人間的じゃないなと痛感しました