年齢は今ぐらい。実家の裏の高速道路からそのまま、出ている道。そこを沙久夜(仮称)と車に乗っている。運転しているのは沙久夜。僕は後部座席の真ん中に座り、前に乗り出すようにして、話をしている。なんだか眠くてぼーっとしていて、何の話をしていたか分からない。沙久夜が怒り出した。何でか分からなくて理由を聞いても答えてくれない。「うまくいくと思ったんだけど、気が変わった。車止めるから降りてよ。」って言われた。納得いかなくて何度も「ちょっと待ってよ。何か悪いこと言ったなら謝るよ。」って言っても、機嫌を直してくれない。自分の手元近くの1000円札二枚が気にかかる。「これなに?」「……(答えてくれたけど忘れた)」
でも、電話の音で目が覚めた。頭が重くて、目覚めが悪かった。