サヨナライツカ

サヨナライツカ ― Sayonara, toujours pres de moi (世界文化社)

サヨナライツカ ― Sayonara, toujours pres de moi (世界文化社)

ミクシィの「あの人が忘れられません」というコミュで話題になっていたので読んでみた。とか言いつつ100円で買いました。100円だったからという理由も大きい。この人の作品なんこか読んでいると思うがあまり記憶にありません。映画で見た「冷静と情熱の間」はそれなりに覚えている。この本もそれとほとんど同じような気がしました。
第1部は主人公のエリートサラリーマンがタイのバンコクで情熱的な浮気をする話。婚約もしているけど、ばれないようにするが、だんだん仕事にも支障がでるくらいの噂になるが、結局は婚約どうりの安定感をとる。第2部はそれから25年後で主人公は結婚して専務、副社長と昇進している。偶然仕事でまたバンコクに行くとその彼女が思い出のホテルで働いている。また火がつくようなことはなく、少し話して日本に帰る。その後彼女から手紙が何度か届いて後悔ばかりが襲う。最後に彼女に会いに行く。愛していると伝える。その後彼女は死んでしまう。