今と同じくらいの年齢。実家の近くの環状線から家に帰ってくる。本当は家があるはずなんだけどあまりなく、少しの木々があって地面は白く凍っている。そこに光るものが落ちているので適当に拾いながら家の方向に歩いていく。家につくと友人がいて、寒いので畑のドラム缶で焚き火をすることにする。夜なので火がとても赤く強い光をだしているように見える。火の粉があがって、隣の家の畑に燃え移ってしまい、友人ととても大きなバケツに水を入れて消しに行く。このままでは危ないと思ったのでドラム缶での焚き火の炎を消してしまう。消えたなぁと思って、ふと家を見ると、2階の窓から炎があがっている。友人には隣の家に行って電話を借りて救急車を呼んでもらうように指示をだし、僕と残りのメンバーで家に向かう。近くにほうきがあったので両手に持ち、家につっこんでいく決心をする。まずは弟の部屋が外に近いので、放棄で窓を叩き弟に気づかせて逃がす。母親はもう玄関から逃げてきていた。父親も助け出さないと、と思い家の中に行こうとする。まだ1階には火はほとんどまわっていないので、そのまま2階の階段を上る。2階にあがるといろんなところで火の粉があがっているが、動けないほどではない。2階の現実の家の状態とは違い、とても広かった。十二単を着た女の人が逃げずに3人くらい座ったままでいる。父親の姿は見えないが、とりあえず女の人を助けないといけないと思い、まずは1人を抱き上げて下の階に降ろした。友人も中にはいってきていたので、その降ろした女の人はまかせて、ぼくはまた別の人を助けるために2階にあがる。助けながら、自分の部屋の漫画や他のいろんなものが燃えるのが悲しいなぁと感じた。