logwatchというログ監視ツールを使って、前日の状態やログをメールで受信している。このlogwatchでpostfixに関しては、maillogからエラーログと、メールの送受信数(キューから動かしたファイル数なのかな)やメールの総バイト数などを送ってくれる。
そのlogwatchで送られてきたメールの中に、今まで見たことのないメッセージがあった。
1 messages exceeded queue or message file size limit and removed
まずは、サーバのmaillogの本当のエラーメッセージを確認する。
Mar 2 18:51:49 mail1 postfix/smtpd[31412]: warning: D18301EAB2E: queue file size limit exceeded
メールのサイズが規定値を越えて、配送できなかったみたい。
メールのサイズが、どのくらいまでなら配送できるか確認する。
# postconf -d | grep message_size_limit message_size_limit = 10240000
デフォルトでは10MB。つまり1通のメールで約10MBまで大丈夫みたい。これはヘッダーやその他の情報も含んだ1通のメールサイズなので、タイトルや本文では実際は10MBより少し小さくないといけない。
それにしても、10MBより大きいメールってのは、よっぽどな大きい添付ファイル付きなのだろうか。それともただ画像の多いスパムメールだろうか。
デフォルト値で十分だと思うのだけど、いろんな都合で変更したい場合は、設定ファイル(main.cf)に下記のように、自分の変更したい数値で行を追加する。この例は50MB。
message_size_limit = 50000000