津波から米を持って逃げる

多分高校生くらい。
家族で浜名湖に面している親戚の家に遊びに来ている。小屋は海水を引き入れているので、そこで釣りをしている。その子やに半分水が入ってきて魚も多く入ってきた。「これはサメの一種?」などと親戚に質問していると、サイレンがなった。津波が来るらしい。
そこから急いで全員山側に走っていった。津波が来るまでに少し時間があるらしいので、それぞれ避難先で必要になりそうなものを持っていた。なぜか僕は米を5キロくらい運ぼうとしたのだけど、とても重い。避難する途中で会った高校の友達にはアレとアレを取ってきてと頼んだ。でも、頼んで戻ってくる前に波がだんだん来始めて、これはまずかったかもと思った。それでも待っていても何も解決しないので坂を登る。だんだん波が足元まで来るようになった。頼んだ友だちを来にしながらも登って行くが足が重い、というか米が重い。そのうちに友達は追いついて追い越して行ってしまった。早く米なんか捨てればよかった。