娘は小料理屋を始める

いまいち自分の年齢がいくつなのかわからない。
母親の親友の娘10歳くらいとその弟1歳くらいと車に乗っている。娘は運転をしていて、助手席にはその弟、後部座席に僕がいる。かなり遠くまでいった帰りのようだ。娘の運転はかなり危なく反対車線にまで飛び出したりしてる。その弟は1歳ながらも言葉がけっこう話せるようだった。ゲゲゲの鬼太郎の迷路の本を読んでいるのだと教えてくれた。その弟も長い時間車に乗っていて飽きたようで、助手席のシートを倒して僕に遊んでとせがんできた。ただ眠くもなったようで僕の腕の中で丸くなって眠ってしまった。
その後は娘と話をしながら進む。話をしながらなので余計に運転は危なくなり、なので前を見ろとかもっと右とか注意をする言葉が会話の途中に何度もでてきた。僕が運転を代わると言ってもゆずらず、高速道路に乗ったら交代してもらうと言った。僕も高速道路は走ったことがないので自信はなかったが、娘が運転して事故をしたら速度的にも確実に死ぬので交代するのはやむを得ないと思った。その前に普通の道路でも事故したら死ぬだろうなとは思った。
娘は家に帰ったら小料理屋を始めるのだと言って、近くの店に入った。鍋やお皿を買った。トランクに積んでまた走り出す。