病院の1階は津波で完全浸水して圧迫死した

25歳くらい。
かなり市街地にいる。津波警報が発令されていて、かなりの人数が病院に集まってロビーで不安そうにしている。不安そうにはしているが、情報ではこの病院まではこないだろうということで、みんな1階のロビーにいるようだった。子供たちは走り回って大人に叱られている。僕は家に喘息の吸入器を忘れてきたことを思い出して取りに行こうと思ったのだけど、止められた。僕の家は病院をで見えるくらいの距離だから安全だと思ったのだけど、それでも止められた。
止めるのを振り切って病院をでると、すごい高い波が6階建てとかもっとあるビルを越えた高さでこちらにむかってきていた。僕は病院に引き返し、すぐにみんなに波が来ていることを伝えた。みんな階段を駆け上がっていく。僕もあがろうと思ったのだけど、人が多すぎて押しつぶされそうなので迷っていた。すると、病院の入り口の窓ガラスを割って波が浸入してきた。すぐに水位があがり足がつかなくなって水位に合わせてどんどん浮かぶことになった。階段の方に泳いでいこうとしたが、そこは人が多すぎてすでに浮かび上がれなくなって息が続かず死んでしまっている人までいた。なので細い道を通って別の階段に行こうと思った。泳いで向かっているうちに1階の天井まで水がついてしまい、もう呼吸はできないようになってしまった。そのまま窒息死するかと思ったのだけど、水がどんどん下から来ているようで天井に押しつけらて圧迫死をするんだなと感じた。なんとか少しだけ天井の高い場所に顔をだせたのだけど、体は天井に押し付けられている。顔には上から日の光が当たっているような気がした。もう死ぬしかないなぁ、やり残したことだらけだけどと最期に思った。