NBAプレーオフファイナル2013-2014 ヒートVSスパーズ 第4戦の感想

けっこうバスケを見たりして記事を書いているので、もうカテゴリを作ってもいいんじゃないかと思って作ってみた。過去のバスケ記事も徐々にバスケカテゴリに属するように変更していこう。


NBAプレーオフファイナルまで来ました。順当にいろんな人の予想通り、3連覇を目指すマイアミ・ヒートと去年の雪辱に燃えるサンアントニオ・スパーズで去年と同じ組み合わせとなりました。今年のプレーオフは1回戦からどこも4対3で勝ちあがる試合が多く接戦でおもしろかったです。とは言いながらBSNHKでしか見てないのでそんなに試合見れていないけどね。
ファイナルまで来るとさすがにBSNHKさんでも全試合放送してくれます。良いか悪いかおいておいてLIVEで中継してくれます。ただこれがアメリカ時間なので午前中の放送が多くて、仕事やら寝ているやらで見ることができません。録画してます。再放送で深夜のいつもの時間にも放送してくれているので、今回は第4戦を見ました。
第1戦は半分寝ながら見ましたが、第2戦、第3戦は見ていません。でも第4戦見たので、ここまでの勝ち星がわかってしまう。第1戦スパーズ、第2戦ヒート、第3戦スパーズで、スパーズ2勝、ヒート1勝でした。今までのプレーオフファイルで3勝1敗から逆転優勝したチームはいないということで、ヒートの正念場だとしきりに解説の人が言っていました。でも解説の人はどんな競技でもどんな試合でも、この試合が大事だというので当てにならないと僕は個人的に思っています。
ただ今回のプレーオフに関していえば、お互いアウェーで1勝しています。ヒートのホームである第4戦でスパーズが勝つと、次がスパーズのホームで大幅に有利になる。ついでにヒートはここで負けると3連勝しないといけない上に、スパーズにホームコートアドバンテージがあり残り3試合中2試合がスパーズのホームと思うと本当にきついわけです。


スタメンは、スパーズがパーカー、グリーン、レナード、ディアウ、ダンカン、ヒートはチャルマーズ、ウェイド、レブロン、バティエ、ボッシュといつも通り。本当にバティエがスタメンだったかうろ覚え。スパーズはヒートがインサイド弱いと踏んでスプリッタ―じゃなくても万能気味で今調子の良いディアウをいれてきたということころでしょうか。試合途中に流れたレブロンのインタビューでもディアウはどのポジションもできるので対応がきついということを話していました。
試合の最初はグリーンの3Pが好調、ボッシュインサイドに切り込む感じでした。ボッシュは今期ミドルシュートから3Pがうまくなっていて、解説はしきりに褒めていました。が、個人的にはインサイドの弱いヒートなんだからもっとインサイドがんばるべきでしょうと思うので。体格がよくないわけでもないんだから。インサイドに関してはむしろアンダーセンの方がいつもがんばっていると思ってしまいます。
さて、本当は試合の流れをちゃんと書いていきたいのですが見てから3日くらい過ぎていて忘れています。覚えている部分を断片的に書きます。まずレブロンの体調が万全ではなく途中で交代してトイレに行っていたらしい。リバウンドはスパーズが支配という感じで、ヒートは得意のファストブレイクもほとんどできず波に乗れない感じ。後半はスパーズはうまくボールを回してノーマークの3Pがすぱすぱ決まる。ヒートはスパーズのディフェンスに苦労してボールを回すものの完全に振り切れた形でのシュートは難しかった。ヒートはなんとか打開しようとあんまり試合に出したことのない選手もプレーオフはでていたように思う。試合も決まった第4クォーター終わりでジョーンズが調子よさそうに3Pを3本くらい連続で決めていたけど、次の試合に出番あるかな。フォワードの人数が足りてないと思うからなんとかうまく使う方法はないのだろうか?それもスパーズのベンチメンバーの活躍の少ない方のメンバーだからあれだけできただけで、スタメン相手は全然通じないのかなぁ。
1番印象に残ったのは第4クォーターで、3Pシュートがリングに当たるのをヒートの4選手は見てしまい、そこに飛び込んできたレナードが跳ねたボールをそのままリバウンドしダンクで入れたところ。


終わってみるとスパーズ圧勝でした。僕はスパーズ贔屓なので思うところもスパーズの良い部分、ヒートの悪い部分が目につきます。
ヒートから言うと、ビッグ3という割にボッシュが役に立たない。それこそインサイドもっとがんばるべき。アウトサイドよりインサイド練習してほしい。その分ボッシュが活躍できた試合ってのは大体ヒート勝ててると思う。それからポイントガードが弱い。チャルマーズ、ノリス・コールが全然だめ。この辺りがたまにでも3P決めてくれるといろいろやりやすかろうに。レブロンは1人で明らかに規格外の強さなんだけど、今回は1戦目の脱水症状や今回の腹痛など体調管理がいまいちだった。それでもなんとかつなげるようなベンチがいればいいのだけど、ベンチ層が薄すぎる。ベンチで強いのってレイ・アレンとアンダーセンだけ。レイ・アレンのクラッチ力はそれでもすごすぎると思う。アンダーセンも得点よりはディフェンスでいつもがんばってると思う。ウェイドは無難に強い。ヒートはレブロン、ウェイドで成り立っている。ダメそうな部分ばかり目につくけど、それでもファイナルまで来ちゃうんだからこわい。これでオデンなんかが覚醒してたらどうなったことやら。
スパーズは全員点とれてすごい。第4戦では出場した13全選手が点数とったとか。3P撃てるのもパーカー、ミルズ、レナード、グリーン、ジノビリ、ボナー、ベリネリ、ディアウと何人いることか。それでいてインサイドに切り込めるティアドロップ得意のパーカー、ダンカンは当然として、ディアウ。レナードあたりもリバウンドできる。それを証明するようにレナードは第4戦20得点13リバウンドで両方チームトップだったような。ついでにエースキラーとしてレブロンのマークもしてたのに。ベテランの多いチームながらベンチ層が厚いのでうまく交代してスタミナコントロールができ、勝負所ではベテランを再度投入もできる。しかも交代したベンチメンバーも点がとれるので場をつなげるのは余裕として、点差を広げることもできるし、2チーム構成できるくらいのメンバーがいる。でも、なんかスパーズって第1クォーター終わりとか失速するイメージがある。序盤はグリーンやレナードが3Pを連続で決めたりして流れ掴んだ感じがするのに、その後なんか立て続けに点とられたりするイメージはある。


はい、スパーズ贔屓、レナード贔屓でごめんなさい。バスケは見ているだけでここ数年好きになったくらいで個人的意見なので、きつい反論は勘弁してください。