カズオ・イシグロ作品をブックオフで安く買う

ノーベル文学賞をとるとる噂されながらも、毎回見送られる村上春樹をよそに、急に予想外のところから現れた日本人作家イシグロ・カズオ。本はかなり読んでるつもりだったのに全く聞いたことなかったので、興味がわいたけど、日本人といえど日系イギリス人でロンドン在住ですか。ということは翻訳小説ですか、それは知らないはずです。海外小説ってブックオフの棚ですごくお目当てのものが探しにくいんです。店舗によってけっこう並びが違うというか。

 

 なんとか100円で見つけて買った「わたしを離さないで」。ここでは内容とかそんなに触れる気はないんだけど、意外にもおもしろかった。ただ翻訳されてるせいもあるけど、完全に海外小説です。小説中ででてくる些細な行動とか、特有のユーモアとか、全然ぴんとこない。海外ドラマとかよく見る感じでホームドラマだとなんでかわからんけど、笑いの効果音入ってる感じですわ。そういう部分はおいといても、ほんとにおもしろかったですよ。なので、カズオ・イシグロ作品をさらにブックオフで探す。

 

 

 

 とりあえず「日の名残り」「わたしたちが孤児だったころ」をブックオフにて100円で発見した。しかし、海外小説だから翻訳者が「わたしを離さないで」と違うんだよね。それが吉とでるか凶とでるか。