世にも奇妙な物語 2013/05/11放送 '13春の特別編

呪web
OLの吉田ミサキ(佐々木希)は書類のホッチキスを止める位置で部長に怒られ、謝っても謝り方がゆとり教育だとさらに怒られていた。周りの社員も遠巻きに見て笑っていた。ミサキはが心の中では部長が末代まで呪われればいいと思っていた。彼氏は急に仕事が入って食事がキャンセルになった。そんな時に、嫌な上司を代わりに呪ってくれるという呪webからメールが来ていた。
アドレスを開くと、かわいい藁人形が現れた。呪いたい人の名前を書き込み呪いたいレベルによって金額が決められていた。1日以内に効果がでるらしい。まずは上司の名前と1番安い100円で試してみた。証拠動画が後に送られてくるらしい。
翌日の仕事中にミサキの携帯に証拠動画が届いた。部長は昼食を食べているときに隣の人にカレーうどんを白いワイシャツにかけられてしまった。吉田は喜んでいたが、部長に八つ当たりをされてしまった。その夜彼氏とあったが、社会人としての未熟だと怒られてしまった。ミサキはその夜に八つ当たりでスーパー呪いレベルで部長を呪った。
翌日、ミサキは出勤したがなかなか部長が出勤してこない。そこで証拠動画が届く。部長は会社に来る途中にで急に息苦しそうに倒れた。心筋梗塞で倒れて救急車で運ばれて、しばらく会社を休むことになった。
その夜、さすがにやりすぎたと自己嫌悪に陥っているミサキはたまたま岡本淳という指名手配犯の写真を見かけた。上司にしたことの罪滅ぼしとして指名手配犯を呪webに5000円のノーマル呪いとして呪ってみた。翌日、ニュースで岡本は4人を殺害し警察に追い詰められてビルから飛び降りた。足を怪我したようだがなんとか逃げ延びた。ミサキに届いた証拠動画に恋人の徹と友達の恭子が一緒にいるのが写っていた。翌日、そのことの恭子に確認すると恭子は友だちと飲んでいたと嘘をついた。仕事で呼び出された恭子の携帯を確認すると徹から誘いのメールが来ていた。
ミサキは徹を呼び出して恭子と会っていたことを認めさせた。ミサキは怒りでその場で携帯を使い恭子に超絶呪いにかけた。しかし、徹は恭子に付き添ってもらいミサキとの付き合って2年ということもあり婚約指輪を買っていたのだった。ミサキは勘違いに気づき呪いを取り消そうとしたができなかった。すぐに恭子に電話をかけて恭子の元に向かう。恭子が歩いて来るのが見えた。その時にちょうどビルの避雷針が落ちてきて慌ててミサキが恭子をかばうことでなんとか避けることができた。
そのまま、ミサキは心配で恭子の部屋まで来た。徹みたいな良い人はいないと恭子は褒めていた。恭子はお茶を入れるためにお湯を沸かしていて火傷をしてしまった。みさきは近くの薬局に薬を買いにいくとでかけた。それと入れ違いにマンションには宅配便業者が入って行った。みさきが恭子の部屋に戻ってくるとパソコンと床に血の海ができていた。血の後を追って浴室に開けたが誰もいなかった。恭子に電話をかけて怯えながらも着信音のするクローゼットを開けると血まみれになって死んでいる恭子が倒れ出てきた。
そこで呪webより証拠動画が届く。恭子はチャイムがなってでると、宅配便業者にいきなり包丁で刺された。ただ死ぬ間際に操作していたパソコンには呪webが写っていた。ミサキがおそろおそるパソコンを確かめるとそこに吉田ミサキに超絶呪いをかけて画面になっていた。後ろに気配を感じてミサキが振り向くと、後ろには包丁を振り上げた宅配業者がいた。


石油がでた
世界銃で石油産出量が激減して不景気で仕事もなくなっていた。ハローワークを訪れた無職の湯元義弘(関ジャニ丸山)は特技も資格もないので職が見つからず、公園で座り込んでしまった。公園には節水で小便をだせなくなった小便小僧があり、丸山は拭いてあげた。その小便小僧の股間から黒い液体が1滴垂れた。尿意を催した義弘だが公園のトイレはどこも節水で使用禁止になっていた。丸山はしょうがなくしげみで用をたそうとしたが、近くのドラム缶でたき火がされていて危ないと思いと小便で消そうとしたが、液体がかかり火は逆に燃え上がった。
義弘は病院で見てもらうとその液体はなんと石油だった。しばらく待っているように言われると、白い服を来た研究員に義弘は連れ去られてしまった。研究所に向かうワゴンの中で義弘は用を足したくなり森でさせてもらった。小便は流れていき、ちょうど煙草に火をつけようしてライターを落とした研究員によって引火し炎があがった。その隙に丸山は逃げ出した。
一晩逃げて義弘は皆井村役場の近くで倒れ、女の子に助けられた。女の子は村長の娘であり、村長の家で介抱された。おにぎりとお茶をうれしそうにほおばった。村長の話では皆井村は稲作でやっていたが、不況も手伝い燃料不足でもうどうにもらない状況だった。それを聞き恩返しに義弘は近くのペットボトルを拾いその中に小便をした。その中身をトラクターに注ぐとトラクターのエンジンがかかった。それから義弘は皆井村の村役場でエネルギー推進課として働くようになった。仕事として尿瓶を渡され、毎日大量の水をのみ、小便がでるように動いて、石油を出す。目標は1日100リットルだった。
皆井村はコメ作りを再開し、バスも動き出した。皆井村では地下から石油がでたことになっているらしい。村人のためにさらなる量を増やすことをお願いされていた。義弘ばかりが大変だったが、義弘は拾ってもらえたことを村長に感謝していた。村長の娘はそんな義弘にだんだん惚れていった。
皆井村役場には、石油採掘場は国有化にしてほしいとに政府の役人が何度も来ていたが、村長は断っていた。最近は義弘がノルマを達成しているはずなのに停電したりバスがとまったりと村人は困っていた。廊下で石油が垂れているのを発見し、義弘はその後を追った。行きついた倉庫にはアメリカや中国など各国に売約済みになっている石油の樽がたくさん積んであった。村長に事態を確認したが村長は独り占めしていることを認め、倉庫の石油を村人に配ろうとする義弘を捕えた。義弘は腕をしばられつるされた状態だったが、石油をださないように我慢していた。膀胱がどんどん石油で膨らんでいく。そこに村長の娘が助けに来て縄はほどかれ2人で逃げることにした。
2人は山の中を走った。村長は山狩りを開始した。石油の匂いを犬にかがせて義弘たちの後を追う。一緒に逃げてきたもう走れない村長の娘のために義弘は近くにあった建物に逃げ込んだ。村長も最初は村を豊かにしようと石油をつかっていたが、だんだん欲がでてきて独り占めするようになったと娘は説明した。義弘は石油なんかでなければ良かったと後悔したが、娘は「それは違う。おしっこで世界を救ってください」と義弘にお願いした。その夜2人は結ばれた。
朝になり2人が眠り込んでいると、村長たちが建物に乗り込んできた。義弘が抵抗していると、今度は政府の役人が特殊部隊を連れて乗り込んできた。半年前消息不明になった石油人間が本当に実在したのかと驚いていた。村長は石油があればなんでもできる自分の国をつくると思っていて、政府の役人は石油人間を研究し量産して石油で世界征服をしようとたくらんでいた。義弘はその考えを聞きうんざりして、「石油は政治や金儲けの道具ではなく、みんなが幸せになるものだ」と叫んだ。火のついた棒を持ち義弘はそこにおしっこをかけてその場をどうにかしようとしたが、普通のおしっこがでて火が消えるだけだった。もう1度やってみたが駄目だった。石油は枯渇したようだった。義弘の体は戻ってしまったのだった。
そして、皆井村も元の静かな村にもどった。義弘はなぜかそのまま皆井村役場で働き、村長の娘との間に子供もでき村長とも仲直りしていた。生まれた赤ちゃんのおむつをかえていると、赤ちゃんのだしたおしっこは青く輝いた。


AIRドクター
飛行機が飛んでいる。機内には体調の悪そうな男性がいて、機内に医者がいないかとアナウンスが流れた。桐原亨(小栗旬)は自分が医者だと名乗り出た。男性の様子を見て軽い不整脈だと判断し、現地に到着したらすぐに病院に行った方がいいと説明した。しかし、桐原は本当は医大生で医者ではなかった。高校卒業後に見た医療のテレビドラマの影響で医者になろうと思い会社を辞め、3年間の猛勉強で医大に合格した。医大は金がかかり親や恋人に借金をして、なんとか6年間の課程を終えたが試験は不合格だった。借金を返すためには保険金でも使うしかないと死に場所を探している最中だった。
さっきの患者は容態が良くならず再度、桐原は呼ばれた。患者はちょうど診断書を持っていて難しい症状であることがわかった。勉強はしたことのある内容ではあったが難しい症状でさらには揺れる飛行機の中であるし、オペができる状況ではなかった。麻酔医や看護師がいないから無理だと言い訳をしたが、偶然にも麻酔医も看護師も飛行機に乗っていた。看護師はイメクラでコスプレで看護師をしているだけつい返事をしてしまって、今更本物ではないと言えない状況だった。麻酔医も本当は漫画編集者で増井という名前だけでつい返事をしてしまい、引き返せなかった。小栗は設備がないから成田に引き返したほうがいいと次の言い訳をしたが、それを聞いた客の1人がナイフをだしてハイジャックしてハワイに行けと命令した。それは本物のナイフではなく飛行機のおもちゃの羽で、ハイジャック犯も会社員だけどようやくもらえた休暇なので休みを邪魔されるわけにはいかずハイジャックを装ってまでハワイに行きたいだけだった。それに驚いたは飛行機のスタッフの男女2名も本当は乗務員ではなく革命家でハイジャックをしようと思い、偽装して飛行機に乗り込んだ人間だった。そして飛行機を操縦しているのも機長ではなく乗務員の1人で、操縦室の床には乗務員の差し入れたハーブティーで食中毒になり倒れている機長と副機長がいた。
桐原は手術道具がないとオペを断ろうとしたが、エアギター世界一の人に似ている人が飛行機にはドクターセットが乗っていると教えた。実はハイジャック犯の乗務員が確認すると確かにドクターセットが乗っていた。そして、エアギター世界一の人に似ている人は実は本当は医者だった。しかし、今回のような症状のオペを何度も経験していたが、1度オペに失敗して以来メスを握れないようになってしまっていた。患者の付き添いをしていた奥さんは本当は奥さんではなくただ孤独な旅行者だった。ちょうど倒れた男性と話していて打ち解けて、男性が倒れた時に乗務員に奥さんと呼ばれ、それが夢だったのでつい装ってしまったのだった。オペは桐原の手で始まることになり偽者の看護師が時計を見て時刻を言ったが、実は時計も本物の時計ではなくただ温湿計だった。
オペが始まったが、看護師と桐原との息は全然合わなかった。桐原はこれが本物の看護師かと感じ始めていたが、エアギターの人がドクターキットが乗っていることを指摘したので実は本物の医者じゃないかと質問した。本物の医者は医者ではなくエアギター世界一だと言い張ったので、証拠としてエアギターを乗客の前でやることになった。機内にロックがかかり手術よりエアギターに注目が集まった。エアギターの人にを見て乗客は「あの人は偽者じゃないのか」と言った。その言葉にすべての偽物は焦った。
ついに桐原は自分が医者じゃなくてと白状しようとしたが、その時に子供はエアギターが偽者じゃなくてかっこよかったと褒めた。偽者じゃないと拍手をし始めた乗客にすべての偽者も安心した。オペは続行された。医者の猛勉強、漫画から得た知識のの医療麻酔、客をあしらう技術、乗務員の使命、一緒にハワイを見るという奥さんの言葉、乗務員は乱気流を乗り越えて、みんなが力を合わせた。
乱気流を抜けたところで手術は成功で終わった。本当は一命をとりとめたが、成功かどうかはわからない。実は患者も別の病気であったが、処置を間違えて肺の空気を抜いておかげで奇跡的に助かった。そして、飛行機は無事にホノルル空港に着陸した。偽者のハイジャック犯も普通におろされた。エアギターの人は子供に最高と褒められた。麻酔医と看護師もお互い本職に戻ることを言ってしまった。革命家の乗務員は人を救う仕事をしようと決意した。乗務員は目覚めた機長にナイスフライトと褒めた。患者も桐原にあなたは命の恩人ですとお礼を言った。桐原は医者になって言われたかった言葉1位を言われ、この飛行中に医者が言われたい言葉3位までコンプリートした。そんな時に空港には銃を持っている男が現れた。怯えて座り込む客の中で平然と立っていた桐原は男に警察かときかれ、それにまた乗ってしまい引き返せなくなっていた。



不死身の夫
福島三恵(檀れい)はスパナで何度も夫を殴った。理想の夫婦とよばれていたが、夫の愛情は三恵に息苦しさを与えていた。三恵はいつしか夫の挙動に嫌悪を覚えるようになり、ついにそれは殺意となった。殺意は日に日に大きくなりついに今日夫を殺した。
殺した後は三恵は奥さん友だちとディナーを楽しんでいた。三恵はタイマーが鳴った携帯にでて、夫が生きているように見せアリバイを作っていた。その時に奥さんは手の内側に傷があることを気づいて少しあせった。夜遅くに帰り、家の前で深呼吸をし夫の死体を発見した演技を練習してから家にはいった。しかし、家の中にはあるはずの死体がなかった。未来生命から電話がかかってきて留守電に切り替わった。その時、殺したはずの夫がおかえりといい三恵は悲鳴をあげてしまった。夫は泥棒が入って殴られたと思っていて犯人の顔も覚えていなかった。
三恵は顔色がよくないと逆に心配されてしまった。
夜に一緒に寝たが、夫の温もりは本物で、殺し損ねたのかと考え込んでしまった。翌日にも、本当に犯人である自分の顔を覚えていないのかと心配になった。しかしここで殺すのをやめるわけにはいかないと気持ちを決めた。その夜に夫の大好物のアイリッシュシチューを出した。三恵は食事中の夫の首に縄をかけ締め上げた。そして、殺した後山中に遺体を埋めた。
次の日、三恵は買い物をし、あとは捜索願をだすだけと思っていた。家に帰ってくると未来生命からダイレクトメールが届いていた。急に大音量でCDがかかったので部屋に行って止めると、3日も留守にした夫が急に京都出張だったと言って現れた。3日間も連絡できなかったことを謝り、今後はそういうことがないようにすると約束した。
三恵は夜中に夫を埋めた場所にいくと、そこには掘り起こされた穴があり死体はなかった。夫は生き返ったようで、そして不死身かもしれないと思い始めていた。家に帰ると寝ている夫を布団で抑えつけ包丁でめった刺しにして殺した。遺体はまた山中の穴にいれガソリンをかけて燃やした。奥さんはやり遂げて朝方に帰ってきた。未来生命から再生保険についての留守電が入っていた。
三恵は未来生命の会社を訪れて、再生保険について話を聞いた。富裕層を相手にしているもので、通常の保険では遺族にお金が支払われるが、再生保険は被保険者を再生させる保険だった。つまりはクローンだった。記憶をハードディスクにコピーして、死んでしまった場合に記憶をクローンにコピーして送り返す。もしもの場合に体の交換がなされる。いくらお金を積み上げても遺族は悲しみから救うことができないが、本人が戻ってくれば悲しむことはないと考えられ作られた保険だった。夫が結婚した時に言った、「死が2人を分かつまで」という約束は再生保険により実行されていたのだった。
三恵は家で割れた2人の写真を見て出会いを思い出していた。そこに夫が帰ってきて三恵は謝った。その夜奥さんは今まで良い奥さんじゃなくてあなたが死んでしまえばいいと思っていたと告白して謝り、これからはあなたにふさわしい奥さんになると約束した。その時に夫にメールがきて急に夫の態度は変わった。メールは三恵の浮気を知らせるものだった。自分にふさわしい奥さんになると言ったのもでまかせだろうと怒り、こんなに愛しているのにと首をしめて三恵は殺されてしまった。殺してしまってから夫は何度も謝った。そして夫は自分の胸をナイフで刺した。
夫は完全に死に葬式が行われた。そこには花を供える三恵の姿があった。三恵は未来生命に入りクローンとして再生していたのだった。夫がなぜ完全に死んでしまったのかといえば、自殺の場合は再生保険が適用されないということだった。三恵は独占欲の強い夫が探偵に尾行させていたのを知っていたので、わざと浮気をし写真をとらせた。その後長年連れ添った夫婦なので夫がどういう行動を起こすかまで予測していたのだった。三恵はこれからは夫のいない人生を楽しめると笑った。


階段の花子
夏休みのある日、若葉南小学校の教師相川英樹(チュートリアル徳井)に日直をしていた。同じに日に日直の予定の先生は急病で休みだった。そこに2ヶ月前まで教育実習に来ていた大学生小谷チサ子(大政絢)から電話があり、忘れ物をしたので学校に取りにいくということだった。相川が指し棒を落とし拾い上げた時には、電話で駅前にいると言ったはずの小谷がすでに職員室にいて驚いた。正門がしまっていたはずなのにどうやって小谷が入ってきたのか謎だった。小谷は自分であけて閉めてきたらしい。相川と小谷は一応学校の中も異常がないか調べることにした。学校に入る前に相川は小谷から飴をもらって食べた。忘れ物のことを聞くと小谷は言葉を濁した。
見回りをしていた誰もいない学校の独特の雰囲気に怪談を2人は話し始めた。この学校の花子さんは階段に住んでいるという怪談があった。昔、いじめか手の怪我でピアノが弾けなくなった生徒が音楽室から飛び降りて自殺した。その事故のあと校舎は改築され音楽室のあった場所は今は階段になっていた。相川が階段を見ると、一瞬足跡が浮き上がったように見えた。相川は花子さんの噂のいくつかを話した。花子さんからもらった食べ物は食べてはいけない、質問に嘘をついてはいけない、花子さんにお願いするときには彼女の望むものを与える、階段をきれいにすれば花子さんに会える、約束を破るとペナルティがあるなどだった。変な音がしたので相川たちは3年2組に行ったが、誰もおらず花瓶が割れ花が落ちていた。葵さゆりの席だった。葵さゆりは事故で亡くなったことになっている生徒だったが、本当のところは2人ともわからなかった。
さゆりは春の遠足で行った渓谷で足をすべらせて亡くなった。しかし、そこは足をすべらせるような場所ではなく、さゆりがいじめを受けている可能性もあり、家庭にも事情があったようで相川も気づけなかったことを気に病んでいた。小谷の忘れ物は音楽室にあるらしい。音楽室に向かいながらも小谷はさゆりの話をする。事故の合った日、さゆりは学校に行ってきますと書置きをしていたようだった。さゆりは母親に虐待されていた。さゆりは死んだときお気に入りの髪留めが片方なかった。いろんなおかしな部分を並べたが、いくら2人で推理しても真相はわからなかった。
音楽室に到着すると、小谷は音楽室の机からさゆりの髪留めをだした。小谷はさゆりから髪留めをもらっていたのだった。相川は小谷が殺したのじゃないかと少し疑った。小谷はさゆりと実は仲が良かったと話し始めた。ある日、さゆりが掃除をしているときに小谷が話しかけそれ以来2人は仲良くなっていった。ある日さゆりは腕をかばうように押さえていて、見せてもらった腕には細い棒の跡がありそれで虐待が分かった。ただ親の虐待も実はなかったという。誰がやったのかという話になると小谷は何も教えてくれなかったと冷たく言った。小谷はさゆりは書置き通りに誰かに会うために本当に学校に行っていたのではないかと言った。それはもっと細い棒で指し棒ではないかと言った。さゆりは相川によく呼び出されていて、階段を掃除させられていた。さゆりが花子さんと友達になりたかったのではないかなどと小谷が言うと、相川は言い掛かりだと怒り出した。それにも動じず小谷は「さゆりは本当は階段で殺され、渓谷まで運ばれた。私は全部ここで見ていた」と言った。
その時に相川の携帯が鳴った。小谷からの着信で電話に出ると小谷は今からバスに乗るところだという。相川が目の前の小谷に「君は誰か?」と問うと、小谷は笑った。階段の明かりが急に消えた。さゆりは階段を掃除して花子さんに会い、お願い事をして髪留めをあげていた。相川は普段のストレスなどをさゆりにぶつけ、衝動がエスカレートしていって指し棒で腕を叩くと、さゆりは逃げ出し階段で足をすべらせ転落し死んでしまった。相川は一生懸命血のついた階段を掃除したことにより小谷の姿をした花子さんを呼び出してしまっていた。相川は「花瓶を戻したときには嘘をついていたことを認め、あの子のために一生懸命やった」といって小谷の首をしめた。小谷の姿は赤いワンピースの花子さんになり、花子さんに嘘をついてはいけないと言った。「なんであんなことになったのか知っている、答えを変える。葵さゆりは俺が殺した」と相川は白状して、階段を駆け下り逃げ出した。夢を見ているんだと言い聞かせながら階段を駆け下りたが、それは花子さんとの約束を破ったペナルティでいつまでも降りても終わらない無限階段だった。


呪webはいかにもホラーで、呪ってしまったが勘違いで取り消そうとしても取り消せない。だから守ろうとするがそれもできずに、最後には実は自分がその呪いをかけられていたという普通のオチ。
石油がでたは、関ジャニの丸山がやっていかにもおもしろい話っぽくてよかったと思う。
AIRドクターが今回の中では1番おもしろい話で、CMの時にも1番宣伝したいのがよくわかる。みんな偽者だけど引き返せない。
不死身の夫は世にも奇妙な物語でよくある不思議な保険の話。ホラーっぽいといえばぽいのだけど、こわいだけではない。奥さんの未来保険を利用したどんでん返しもいい作戦だと思う。ただ日常で起こるなら幽霊なんかよりも自分が殺した夫が帰ってくるなんて1番こわい。
階段の花子さんは、ホラーなんだけど花子さんがお礼のために仕返すをする話。いろんな花子さんの噂をおりまぜていて構成的にうまいと思う。