相川七瀬の講義

多分15歳くらい。
中学校の視聴覚室にて相川七瀬の音楽の講義が行われることになった。生徒が待っている教室に相川七瀬が入ってくる。縦シマで黒白の服を着てネクタイをしめ、黒縁メガネをかけている。僕は相川七瀬のお手伝いのバックバンドの1人っぽく、相川七瀬の後ろについて教室に入った。他にも同じようにバックバンドのお手伝いは5人くらいいた。僕の担当はトランペットだった。何か吹いてくれと相川七瀬に言われたけど、それなりに僕は吹けるつもりであったけどアドリブで何かを吹くことはできないと断った。それから相川七瀬は黒板を使って講義を始めた。僕も生徒に混ざり席に座りノートをとったりしながら講義を聞いた。
しばらく講義を聞いた後に実践となる。夢見る少女じゃいられないをグループで編曲することになった。グループも組まれておらず自分たちで探すことになる。能力の高さそうな人たちは同じように能力の高そうな人たちとすぐに5人くらいのグループを作った。残ったのはいかにも平凡な能力とコミュニケーション能力の低い人ばかりだった。僕も残ってしまった。
それから20分くらいが過ぎ、発表の時間となった。僕はいつの間にかピアノとアコーディオンとフルートの人のそこそこ有能そうな人たちと組んでいて、トランペットではなくドラムだった。