大洗水族館に行ってきた

忙しい仕事の中で良くも悪くも2連休がとれた。せめて連休にしないと全然精神や体力は回復しないっていうのが良い意味、2日も休むとその間の仕事がうまく進んでいるかや出社時の仕事量が多くなるという心配で悪い意味がある。

ただどう思ったところで、2連休するしかないので、今までにできなかったことでもしようと思った。大幅な気分転換。

 

 

大洗水族館に行こう。前に少し行こうと思ったけど、1人で水族館もなぁと思ったのと、1度水戸まで運転して行ったが、想像以上に疲れたわ、次の日熱出たわがあるので、連休じゃないと行けないと思っていた。軽くグーグルマップで調べると、下道2時間というところ。家を10時に出てゆるゆると運転して行く。

畑の向こうの青とも緑とも言えない不思議な色の面積の場所が見えてきて、なんだあの畑と思ったが、そうか海か!と思うと、テンションはあがった。圧倒解きな水の力というものがあった。

 

 

ついに水族館について、入場料大人1人2300円を払って中に入る。事前調べだとサメとマンボウがすごいんだとか。

イワシ玉というか大群を見て銀色の鱗はすごい。各種サメも確かにいた。マンボウもけっこう大きいし。クラゲも優雅だし。水中から見たけどイルカのショーもすごそうだったし。アザラシとなんか海鳥はサービス満点な動きだったし。

カップルばっかりで、親子連ればっかりで、若い女の子たちのグループがいたり。

1回1000円のくじでもらえるイルカ?とカワウソのぬいぐるみは3等でも十分な大きさだったし。

サメと他の魚も水槽のかなり下の方からずーっと見ていると、「深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」というニーチェの言葉を急に思い出し、何かに襲われた気分になった。伊藤潤二の深海魚に食べられて深海の底を見た人たちの精神崩壊している様子を思い出した。また世界にリアリティを感じられなくなってしまった。

トビハゼとミナミフグとムラサキオカヤドカリの水槽が良かった。というか自分がオカヤドカリ飼っているから気になっただけだと思う。うちにいる多分ナキオカヤドカリも展示サイズの大きさじゃんかと思った。いつかトビハゼもいっしょに飼いたいと思う。

 

 

えと、多分20年ぶりくらいの水族館で、2時間くらいかけて見たんだけど、こうなんか子供の時のような水族館のキラキラやワクワクするものがなかった。1人で見たから?

単純の色味のある魚が少なかったように思う。銀っぽい魚と白いサメとって感じはした。熱帯魚が少ない。色サンゴも少ない。クラゲも光っていないし、透明系のクラゲ以外はあんまりいない。エビ・カニが少ない。アロワナみたいなでかい淡水魚がいない。

そういう目的なら他の水族館行けって言われたらそれまでです。

ただ、なんか大人になったからワクワクしないで、ちゃんと観察しちゃって、なんか変わっちゃったなーってことかもしれないと思った。そんな切ない気分で、水族館終わってから海を展望台からただただ10分くらい見ました。

 

 

帰りにはせっかくなので、2500円の海鮮丼食べたけど、感動するほどのおいしさでもなかった。ちゃんと評価見て店に入るべきだったか。

行きも含め、運転3時間くらいから急激に眠くなった。実家帰る時も高速道路でなるような感じです。

 

 

とはいえ、家に帰って来たら、こうなんか気分的にはすっきりしていた。良い気分転換になったんじゃないでしょうか。というよくわからない記録。

また行くかって言われると1人じゃ行かないわ。でも、途中にあった大磯前神社みたいな名前の神社の登る坂が、夢に出てきた天空の神社に似ていてすごく気になった。